知っているということを軽視しない

仕事のつぶやき

自己啓発書を読むと、今はインターネットでなんでも調べられるから、知識を持っているということはそれほど重要ではない、どうやったら調べられるか、その情報を組み合わせて、付加価値を出すことが大切だという主旨のことが書かれていたりします。

確かに一理あります。AIが発展しつつある今、情報を持っているということより、情報をどう解釈して付加価値のある提言、実行ができるかということは大切であると思います。

ただ「知っている」ということを軽視してはいけません。

職場で頼りにされるのは、ちゃんと「知っている人」ではありませんか?
聞かれたことに、「その場で答えられる人」ではありませんか?
営業であれば「確認して、折り返しご連絡します」ではなく、今答える人ではありませんか?

そうです。今知りたいのです。

後で答えれば、確認してくれたんだな、とは思うかもしれませんが、ただそれだけです。
その場で答えるということは、本人が知識を有していることを示す最も効果的な手段なのです。
正しい情報を伝えられるということは、ちゃんとインプットする能力と、瞬時に引き出せるアウトプット力があるという証なのです。

実践は、その場、その瞬間が勝負です。1分ではなく1秒の世界です。検索エンジンに文字を入れて調べて回答する時間はないのです。

【明日のために】ちゃんと必要なことを知っておこう。

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