エイブラハム【望まない出来事について】

宇宙の法則

望まない出来事に対する考え方

戦争や大きな疫病といった出来事はなぜ起こるのだろうか?と考えたことはないでしょうか?直接自分自身に降りかかっているわけでなくても、引き寄せの法則を覚えてくると、世の中の大きな望まない出来事はどうして起こっているのだろう?とシンプルに考えてしまいます。
なぜなら、そうした事を望んでいる人は誰もいないからです。

本日はそんな疑問に対して、エイブラハムが語っている動画について記事にします。
質問者は大虐殺や児童の虐待などは一体何なんだろうか?引き寄せの法則があちこちで機能しない状況が起きている理由について聞きます。

それに対して、エイブラハムはこう答えます。

「何故か知っていますか?私たちは満足いく答えを与えません。」

え?

エイブラハムやバシャールは、私たちが納得するかどうかは別として、なんらかしら全ての質問に回答してくれるものだと思いました。真っ向から答えませんというのは未来の予言を求める質問以外ではあまりない気がするので、少し意外で驚きます。

エイブラハムは続けます。

「そうした質問に対しては。言い換えれば、私たちは、質問者が本当に聞きたいことは誰にも答えないようにしています。言い換えれば、貴方の真実を作っているのはあなた自身であるということです。

人々は悪いことが他の人に起きていることについて良く言います。
それに対して、私たちは、彼らが彼らの現実世界を作っていると言います。
そうすると、なぜ彼らは起きることを臨んでいない現実を作るのか?と言います。
それに対して、私たちは、なぜなら彼らは何をしているのか知らないからです、と答えます。
彼らは自覚していない波動を提供しているのです。」

悪いことが起きているとき、引き寄せの法則で考えれば、何らかしらの思考がその状況を引き寄せているということになります。しかし、普通では望まないようなことだと、流石にその状況を望んでいるということは考えにくいです。逆に、恐れや不安といったものがそうした状況に焦点を当てていて引き寄せている、という考え方はどうだろう?と思いますが、あまりしっくりきません。

望まない悪い出来事が起こる理由

質問者は、満足いく答えが得られなかったので、少し意地悪な質問をします。

なぜ、犬は、車の窓から頭を突き出だしてまで、目に虫が入るリスクを冒すのですか?

これはおそらく、犬が車の窓から顔を突き出す時、虫が目に入ることなど考えもしないはず。自覚できないだろうし、考えもしていないことがなぜ起こるのですか?という事を暗にいいたかったのでは?と推察します。

それに対してエイブラハムは「これまでに尋ねられた中で最も深い質問です」と言いました。

「目に虫が入る痛みは、乗り心地の爽快感対して払う代償としては些細なものということです。
それは、あなたがこの物質的存在に入る決心をしたときの感覚とまさに同じです。そしてそれは「対照となる事」があると知っていて、その上で乗る価値があると言ったときとまさに同じことなのです。」

目に虫が入る痛みなんて、窓を開けて走る爽快さに比べたら大したことではないんだ、というとき、「目に虫が入る事」つまり何らかしら望まないことを「contrast(対比・対照)」という単語を使っています。

課題でもなく、問題でもなく、望まない事でもなく、対照となること。

何かをすれば、状況の変化を示す出来事が起きます。物質世界では当たり前のことで、私たちはそれを知ってこの世界にやってきています。でもそれはこの世界で味わえる素晴らしい経験に比べれば本当に些細なことなんだ、ということでしょうか。

例が適当ではないのかもしれませんが、マラソンをすると体力を使います、疲れます。マラソンをしなければ体力を使う事も疲れることもありません。マラソンをすると、対照として疲れ・苦しさに遭遇します。私たちは最初から知っています。しかし、それは走っている時の充実感や自分への挑戦感、走り終わった後の素晴らしい爽快感や達成感に比べれば本当に些細な事、ということなのだと思います。

ちなみに、私はマラソンが得意ではないので、全く些細なことではありませんが(苦笑)

Youtube動画サイトを共有します。以下にリンクを張っておくので興味のある方はご覧ください。

Abraham: THE MOST PROFOUND QUESTION – Esther and Jerry Hicks
エイブラハムのチャネラーであるエスターヒックスさんの公式チャネルです。英語になりますので、日本語で知りたい方は次の岩瀬アキラさんのチャネルが参考になります。
くだらない質問の中に隠された「最も大切な答え」(エイブラハム)
バシャールやエイブラハムの翻訳動画を多く提供している岩瀬アキラさんのチャネルです。和訳がとても分かりやすいので、より理解が進むと思います。

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