バシャール【強力な許可証】

宇宙の法則

バシャールがいう許可証という言葉をご存じでしょうか?バシャールは、あらゆる技術、道具、儀式、書籍、情報などは、効果がある人にとっては、有効な許可証なのですと、言います。

では、一体何を許可するのでしょうか?

それは本来の自分に戻ることを許可するのです。私たちは本来の自分に戻るために許可証を学ぶ必要があります。上記に上げたような書籍や儀式、瞑想やワクワクすることをするというのも許可証になります。

ここでは、バシャールが話してくれている非常に強力な許可証をご紹介します。それは、二語の言葉です。その言葉とは、、、。

だから何?」です。
英語では「So What?」です。

え?と思ったかもしれません。ただ、この言葉を使いこなすことで、私たちは本来の自分に戻りやすくなります。

例えば、何か嫌なことがあると思います。その時私たちは、反射的に「なんで自分ばっかり」とか「あいつはいつもそうなんだ」とか「今日は運が悪い」など、直ぐにそれに反射的に悪い感情を持つと思います。

宇宙の法則では、物事は良いも悪いもなく、全てニュートラルです。しかし、私たちは、何か自分にとってデメリットがあることや望まないことがあると、その出来事を受けて嫌だなと思ってしまいがちです。

何を当たり前なことを、、と思っているかもしれませんので、少し釈迦の話をだします。そうあの有名なお釈迦様です。有名な話ですので、知っている方も多いと思うのですが、この考えを理解するうえで分かりやすいと例になると思います。

お釈迦様が遭遇した出来事とは?

あるところに、釈迦が多くの人たちから尊敬される姿を見て、ひがんでいる男がいました。男は群衆の前に釈迦を罵ってやろうと釈迦の散歩する道を待ち伏せしていました。

男の罵声に対して、釈迦が怒り罵声を返す様子を人々が見ていたら、釈迦の尊敬も直ぐに崩れれるだろう、と考えていました。

その日が来ました。男は釈迦の前に立ち、罵詈雑言を投げかけます。釈迦は黙って、その言葉を聞いていました。

弟子たちは非常に悔しい気持ちになり「あんなことを言わせたままでいいのですか!?」と言いますが、釈迦は一言も言い返すことなく、黙って男の雑言を聞いていました。

男は悪口を言い続けて疲れてしまい、へたりこんでしまいました。

釈迦は静かにたずねました。
「もし他人に贈り物をしようとして、その相手が受け取らなかった時、その贈り物は一体誰のものだろうか」

聞かれた男は、強く言いました。
「そんなのは、相手が受け取らなかったら贈ろうとした者のものだろう!当たり前のことを聞くな、、」

男は答えてからすぐに「あ!」と気づきました。

釈迦は静かにこう続けました。「その通りです。今、あなたは私のことをひどく罵ったけれども、私はそれを受け取らなかった。だから、あなたの言う通り、それは全てあなたのが受け取ることになるんですよ。」

この話は異教徒が来て悪口を言い、釈迦が親類を招待して食べ物を出したが残った時、という話もありますが、いずれも何か与えられても、受け取らなければ、受け取り手には何の影響も与えないということです。

悪口を言われて、受け取ってしまえば、言われた人は被害者になりますが、何も受け取らなければ、誰かの悪口を一人で言っている人とそれを見ている人、ということになります。私たちは何かが起きた時に、直ぐにその状況に対して感情的に反応してしまいがちですが、自ら被害者にならないようにしてください。

まとめ

「だから何?」という言葉は、常に状況を中和する機会を与えてくれます。そしてあなたが好む意味を与える機会になるとバシャールは言います。

どのような状況がどのように発生したかは問題ではありません。その状況で他の誰かの意図がどのようにあなたに向けられるかは問題ではありません。

一瞬一瞬の全ての状況や全ての環境は、それを中和するための機会です。そしてあなたが好む意味を吹き込む機会なのです。 何が起こっても問題ありません。なぜなら、だから何?で、あなたは起きたことをいつでも中和出来て、常にポジティブな意味を吹き込むことができるからです。

Youtube動画でも、解説しているサイトがいくつかあります。以下にリンクを張っておくので興味のある方はご覧ください。

Bashar On 2 powerful words to use
AlienTubeさんのチャネルです。バシャールがこの話をしています。英語になりますが、二分程度の短い動画なので見てみてください。

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