その問題は本当に存在するのか?

仕事のつぶやき

仕事をする中で、さまざまな人と意見を取り交わしますが、言っていることは本当か?ということは常に意識をしておく必要があります。

例えば「この企画はダメみたいだよ」ということが耳に入ってきたとします。

でも、誰がダメといったのかと聞いていくと、そんな人は存在しなかったり、正式な会議の場での発言でなく、ダメという意見すら出てなかったりします。

こういう人は、その人自身が否定的に感じることがあると、その思いを触れ回って、一人ぐらい賛同してくれた人がいると「みんなそうらしいよ」と架空の賛同者を想像してみんなを仕立て上げてしまいます。

残念なことに「みんなそうらしいよ」という事を聞いた複数の人が、話をすると、架空の賛同者がさも存在しているように感じるのです。

最近スポーツ選手で化粧や服装を意識し、外見的にも綺麗にして活躍されている人がいます。

以前、アスリートが化粧をしっかりしていることをバッシングする声があり、そのことに対して、複数の有名人が「バッシングがおかしい」と発言している、というニュースがありました。

確かに多くの方が、そんなことでバッシングすること自体がおかしい、と声を上げていました。

ただ、問題はバッシングする声、です。追っても追っても出所が見当たらないのです。

ネット番組で、バッシングの声があり、どう思うか?という議論がされていました。ただ、ネット番組が提起した「バッシングの声があり」という大前提自体がそもそも怪しいのです。

SNSで一般の人がたまたま書いていた、というレベルの根拠しか見えてこないのです。定量的根拠がないのです

仕事は日々課題解決の連続ですが、そもそも、取り組むべき課題が存在しているのか?一度その現状をしっかり確認してから取り組みましょう。

【明日のために】発言の出所を追う

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