純粋に仕事が上手くなることを目指す
子供のころサッカーや野球、ドッチボール、将棋など皆さんも色々遊びをしましたと思いますが、純粋に、遊びそのものを楽しんでいました。
打算的なことは考えずに、上手になりたい、勝ちたい、と思って取り組んでいたのではないでしょうか?
ですが、段々これをすれば、親に褒められるか?皆に注目されるか?そんな事も考えるようになりがちです。社内人になると、より拍車がかかり、仕事をしていく上では、これをすれば評価される、この仕事はあの仕事と関連があるからした方がよい、など、さまざまな計算が入るようになります。要するに損得の感情が入ってくるのです。
仕事が楽しくなくなる理由の一つはそこにあります。対象に集中してないのです。
この仕事ばかりしていてよいのか?多くの人がそう感じることがあると思います。能力が高い人はなおさら、仕事を過小評価して、自分の力に見合っていない、成長を促す仕事ではないと感じやすいものです。
しかし、なぜその仕事を今しているのでしょうか?
一つは十分にその仕事でパフォーマンスを発揮できていないのです。
周囲から見たら、あなたはその仕事を十分にできていません。能力の問題ではないのです。実行の問題です。あなたは次の仕事を任せられるほど十分な信頼を得ていないのです。
まず、その仕事を最大限まで極めましょう。
極める切り口はいくつもあります。一つはスピードです。周囲が驚く圧倒的な早さで終わらせるのです。
一つは品質です。アウトプットの品質を極限まで高めるのです。資料であれば、構成、表現のバランス、記載されている情報が無駄なくシンプルであるか、引用されているデータが多彩で多面的であるか、懇親会であれば、予算と品質、周知のタイミングと、段取り、集金がスムーズか、など
他にも仕事をした後の記録がきっちりしているか、報連相が、過剰でなくかつ無駄なくタイミングよくできているか、など、まず、今この仕事をうまくなることに集中してみるのです。
どうしたらもっと上手に、満足するレベルでできるのか?そこだけに意識を向け、実際に行動を重ねていってください。あなたが十分にやるべき課題をクリアしたら、次にやるべきことが現れます。
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