スピリチュアルに関する5つの疑問
私は宇宙の法則や高次の存在については、「ある」と思っています。
しかしそれは自分の直感であったり、経験として、法則に従って得られた結果からの判断、また構造を考えたときに、辻褄があっている、構造的になくもない、と思うからです。
一方、これはどういうことなんだろう?と思う事も多くあります。
今地球に存在するテクノロジーや知見を活かして、その真実に迫っていきたいと考えていますが、現時点で私が、どうも自分でも腹に落とし切れていない。そんなことについて書きたいと思います。
スピリチュアル・宇宙の法則に関する5つの疑問
私がスピリチュアルや宇宙の法則を学んでいて、これはどうして?と思っていることは、以下の5つです。
- 予期せぬ大惨事にあうのは引き寄せ?
- バシャールやエイブラハムはなぜ日本語を話さない?
- パラレルワールドだから未来の予言は当たらない?
- 高次の存在はなぜ目の前に現れない?
- 引き寄せられるのに必要な時間は明確にならないの?
この5つの疑問に思うところ、それに対して、私自身が考えている可能性について書いていきます。
予期せぬ大惨事にあうのは引き寄せ?
悩みのなさそうな子供が急にいじめられたり、普通に暮らしていた人が、突如大惨事に見舞われたり、ニュースを見ているとこんなことが起きます。
引き寄せの法則では、私たちが焦点を当てていることを引き寄せる、自分の波動状態に近いモノを引き寄せる、と言います。また、別の記事で書いたように、宇宙の法則では私たちがイメージしているようなカルマはありません。
となると、冒頭で書いたような、望まない出来事は、その人たちが引き寄せたのでしょうか?「急に」「突如」という条件を書いたのが、特に私が疑問に感じるところです。
引き寄せの法則でよくある「パートナーがいないから欲しい」「お金がないから欲しい」というものに対して「ある状態」も「ない状態」も自分の思考・波動が合致する状態を引き寄せる、というのは分かります。
しかし、想定外に来るものは私たちが全く予感もしてなければ、考えてもしていなかった出来事であるはずです。また、楽しく明るく過ごしていた人の波動状態と、遭遇した出来事が同じような波動、というもの疑問です。これを引き寄せの法則が発動した結果たというのは流石に無理がある気がします。
バシャールやエイブラハムはなぜ日本語を話さない?
高次の存在に興味がある方は、バシャールやエイブラハムの書籍、またYoutubeで翻訳動画も出ていますので、そちらをご覧になられた方も多いと思います。バシャールは、ダリルアンカさんを通じて日本の様々な方と対話をしており動画や書籍で公開されています。書籍を読んだ方はわかると思いますが、バシャールは高次の存在ですので、テレパシーで会話をしていると言います。でも、私たちはダリルアンカさんの英語を通してのみ、バシャールのメッセージを聞くことが出来ます。
しかし思うのです。日本語を話せないはずのダリルアンカさんが、日本語でバシャールのメッセージを伝えてくれたら、どんなメッセージより高次の存在を感じられる説得力があるはずです。また直接脳にメッセージを伝えてくれれば、それも同様に一発で高次の存在があるということを認識できるはずです。なんか腑に落ちなくないですか?
他のチャネリングや日本に古くからある霊媒や口寄せでも、霊を降臨させた瞬間に媒体になった人が、急に知らないはずの言語を流暢に話し出した、という話は聞いたことがありません。また、直接バシャールのメッセージを受ける、ということについても「通常の状態だと波動が合わないからメッセージを聞くことができない」「高次の存在の声は、ひらめきや思い付きということで、常に伝えられています」という回答になります。
パラレルワールドだから未来の予言は当たらない?
スピリチュアルを学ぶ人たちや、宇宙や高次の存在とつながりたいと考えています。またそうした原理や存在は、実在するものとして信じています。しかし、一方でスピリチュアルを毛嫌いする人もいます。なぜなら根拠がないからです。
未来の予言については、必ずしも当たるわけではない。と言います。
私たちはあらゆる可能性が共存するパラレルワールドにいるためです。例えば、今アメリカはバイデン大統領ですが、トランプ候補が再選した世界も同時に存在しているということです。
パラレルワールド自体は個人的にはなくもない、という理解でいるのですが、こと予言ということで考えると、パラレルワールドという概念は、あらゆる結果に対応できるもので、占い師のエクスキューズのようです。
高次の存在はなぜ目の前に現れない?
スピリチュアルを肯定する人も、スピリチュアルを否定する人も、突き詰めてくると、確証に触れたいという望みがあると思います。
スピリチュアルを肯定する人は、より楽しく幸せに生きるために、高次の存在とつながることや、引き寄せの法則を実生活に取り入れ、望むものを引き寄せ実現していく道を模索したりします。
一方、スピリチュアルを否定する人は、高次の存在も、引き寄せの法則も、物理的なエビデンスに基づいた事実ではなく、実証的に正しいことが示されていない、というところに引っ掛かりを持っています。
正直、霊が見える人、見えない人、も同じようなものかもしれませんが、スピリチュアルの真偽は宇宙の存在が目の前に現れる、というのが最も説得力があると思います。しかし、それは今現時点では都市伝説の域を超えていません。
引き寄せられるのに必要な時間は明確にならないの?
引き寄せの法則では、想像した瞬間に望みは実現していると言います。あとは、それを自分が受け取るだけである、と。
別の記事に、引き寄せの法則を成功させるためには「一旦欲しいモノへの執着を横に置き、既に望むことが叶った状態となって、感じることに対して行動を積み重ねること、です」と書きました。これは、経験則的にはその通りになるし、他の成功された方のブログや書籍を見ても、同様のことが多く書かれています。バシャールもエイブラハムも同様の事を言っています。願った瞬間に宇宙の法則ではその現実は存在している、です。
しかし、私は思うのです。バシャールもエイブラハムも私たちとは異なる圧倒的に高い波動レベルを維持しています。そして、知りたいことは知りたい時に知ることができる、状態です。ということは、私たちの世界には時間があり、引き寄せの法則を正しく行っても直ぐ欲しい状態を手に入れる訳ではない、ということは、簡単に分かるのではないでしょうか?
ですが、そのようにはっきりと分かりやすくいっていたり(時間差があることは触れている講演もありますが)どれぐらいで実現する、と言及したコメントは見つけられませんでした。この辺りも、スピリチュアル肯定派・否定派問わず、モヤモヤしてしまうところではないでしょうか?
モヤモヤは完全に晴れませんが、次回はこのあたりの疑問について、私なりに考える構造をお話ししたいと思います。
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