人間関係は重要ではない

仕事のつぶやき

仕事をする上ではコミュニケーションは必須だと言われています。

どの会社でも部署間の関係をよくしたり、組織なかの人間関係をよくするために、コミュニケーションを活性化する取り組みをしています。

仕事をする上で、話すことは必要です。しかし、人間関係をよくする必要は本当にあるのでしょうか?

銀行で窓口で口座を開設したり、振り込みをしたりするときに、受付の人と人間関係を作っておく必要はありません。利用者は必要な書類を書いて、必要な手続きを依頼します。

受付の人は、依頼内容に従って、対応をしてくれます。もちろん受付の人の対応が気持ちよい、感じが悪いということはあるかもしれません。でも事前に銀行に訪問して人間関係を良くおこうという人はいません。

そこには約束事があるからです。

こういうことをしますという業務、こういう書類を書いてくださいというフロー、利用者と受付の人との間にはその共通認識があるから、人間関係を事前に作っておかなくても大丈夫なのです。

皆さんの仕事は人間関係を作っておかないと進まないのだとしたら、前提があっていないのです。

本当に仕事が確立されていれば、人間関係はいらないのです。

しかし実際の仕事は約束事で決められてないものをお願いしたり、約束事があいまいだったりして、仕事を円滑に行うために、人間関係を作っておく必要があることが多くあります。

若い人がそれを直すことは困難です。まず仕事を覚える必要があるからです。ベテランになると、おかしなことに馴染んで気づかない状態になりがちです。

若い人の気づきを、ベテランが取り上げ、遠慮なく発言していくことで顕在化させる。これを直していくためには、みなの協力と、リーダが必要ですが、仕事に人間関係が必要だと日々感じているようであれば、少し見方をかえると、改善のタネがそこに落ちていることに気づくと思います。

【明日のために】人間関係によらない仕事を作ろう

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