アセンションとは?【アセンションの意味すること】

宇宙の法則

アセンションで何が起こるのか?

スピリチュアルに興味がある方は、アセンションという言葉を聞いたことがあると思います。アセンションは直訳すると「上昇」という意味になります。10年以上前になりますが、「古代マヤ歴によると2012年の年末が区切りになるので、大きな変化が起こる、世界に終末が、、、」というようなネタが話題になって記憶されている方も多いのではないでしょうか?
ノストラダムスの大予言もそうですが、世界大戦や天変地異のような、何かあるタイミングでガラッと世の中が変わる、昨日と明日で状況が一変してしまう「大イベント」という形にすると、イメージがしやすいから、そういう話が出てくるのかもしれません。

私たちは、そのころと変わらず日常を過ごしているので「アセンションはなかった」というのも無理はないと思います(むしろその方が自然です)が、アセンションは噓八百か?というと、それもまた違うような気がしています。今、まさに私たちは、大きな上昇の波の中にいるのではないでしょうか?

少し視点の違う話をしますが、皆さんは「モーフィング」という言葉をご存じでしょうか?
絵の一部が少しずつ変わっていって、最後にはその部分が全く違う色や形になるのですが、見ている人が全く気づかない、というアレです。一時期脳科学者の茂木健一郎さんが、テレビ番組に出られて、ひらめきや気づきの瞬間に「あ!」と感じる体験(アハ体験)を提唱されて、クイズを出されていたので、覚えている方も多いと思います。

変化している最中なので、日々その世界にいる私達は気づきにくいですが、今私たちはアセンションの真っ只中にいると感じています。「アセンションって胡散臭い」と思っている方も、世の中が、組織から個人が尊重される世界へのシフト、テクノロジーの発達によるボーダレス化、リアルからバーチャルへの広がりなど、大きな変化の波が押し寄せていていることは、実感として持たれているのではないでしょうか?

世の中の変化

最近の変化で最も顕著なのは、個人がメディアを持つことが当たり前になってきたことです。

新聞、テレビ、書籍など大企業が中心に回していたメディアは、個人にシフトしてきています。
それにより、情報だけでなく、そこに流れていたお金についても、個人にシフトしてきています。

ひと昔前であれば、企業は自社の商品を宣伝するために、広告費を新聞社やテレビ局に支払っていました。それは、こうしたメディアが世の中に対して圧倒的な発信力を持っていたからです。
しかし、最近の若い人達の中で「紙の新聞やテレビを日常的に見ている」という人は、どのぐらいいるでしょうか?私たちの世代は、新聞やテレビが情報収集のツールとして当たり前でしたが、今の中心は、ほとんどがネット媒体ではないでしょうか?

企業としては、そうした大きな影響を与える媒体で宣伝を検討するのは当たり前で、ネットで大きな影響を持つブログやYoutubeコンテンツで商品を紹介したい、となり、そこにお金が集まります。もちろん、そうした企業と個人を仲介する企業にもお金が集まりますが、テレビ局や新聞社に集中していた時代と比較して、明らかにお金が分散してきています。

個人が情報発信をする。そのバリエーションが増えてくる。広告費が企業から個人にシフトする。個人の情報発信が主体になる時代にシフトしたのです。ここまでは、皆さんもそうだな、と感じられるかと思います。

精神面での変化

アセンションについて、もう一つの重要なポイントは精神面ので変化です。

私の個人的な意見ですが、世界は千年単位でテーマが変わっていると考えています。

  • 西暦一千年までは「戦争
  • 西暦二千年までは「経済
  • 西暦三千年までは「環境」(今現在はここ)
  • その次の千年間は「精神

という千年単位の大きな地球のテーマシフトです。

「環境」の時代への突入がアセンションの境目で、私たちは、境目を無事に超えて、発展の道を歩み始めているという印象です。

この「環境」の時代は、本来の我々を取り戻す時期、多くの人が誤った観念に気づき、本来望んでいた生きやすい人生を歩み始める、ということになるのかと思います。

「経済」の時代までは「競争」がベースでした。星座的には双魚宮(うお座)の時代、「献身」「相反」「競争」こういったものが時代の軸になっていたので、それに沿って生きる人が活躍できる時代だったのかもしれません。

今、人類は第三フェーズに入りました。星座的には宝瓶宮(みずがめ座)の時代。「競争」をベースにする時代は終焉を迎え、「和合」「統合」「共生」が主体になっています。

生き方と時代ニーズのマッチング

以前の記事でバシャールがいう「7つの必要なもの」のうち、後半3つが「生ける屍」にならないために必要なモノではないか?と書きました。

宝瓶宮の時代は、自分らしく生きるために必要なモノと、宇宙が必要とする事項がマッチしています。改めて、その3つを記載します。

  • 居場所
  • つながり
  • 創造的表現

居場所

今までは「会社」「家庭」の二つの場所が、多くの人にとっての居場所でした。男性であれば会社に、女性であれば家庭に、それぞれどちらかと言えば「他の人のため」に「献身」していたように感じます。もちろん、それは良い悪いということでなく、一つの象徴的な生き方であったと思います。

しかし、2010年以降急速にそれ以外の居場所を持つ人が増えてきました。リモートワークで、会社以外の場所でも働く人もそうですし、フリーランスとして、ネットをベースに働く方もそうですし、大企業も副業・兼業を認める、もしくは奨励すらする流れになってきています。

「献身」という思考から「自身」を大切にする思考に移ってきていると感じています。
「しなければならない」から「したいからする」ですね。

つながり

今までは会社という一つの世界の中では濃密な関係があったように思います、形としては主従的な関係であり、他の会社は自分の系列かライバル、そういうポジションでとらえる考えが一般的ではなかったでしょうか?

しかし、今はライバルと協業するということも当たり前になってきました。また、今では「世界の知」に以前とは比べものにならないぐらい簡単にアクセスできるようになりました。リアルだけでなく、ネットでのつながりを有している人も多いでしょうし、バーチャル環境でつながった人で仕事を進めている人も多いでしょう。

コロナの蔓延や、リモートワークの浸透によって、リアルのつながりが縮小しています。それによって孤独を感じたり、人との対話が減った、という人も多いと思います。しかし、その分、自分が一緒にいて楽しい人たちとの「つながり」を、より意識するようになったのではないでしょうか?リアルの出会いが以前より楽しくなったのではないでしょうか?

創造的表現

今までの時代は、献身的に誰かのために、滅私的な形で働くことが賞賛されていたように感じます。しかし、これからは「自分のため」に動く、相手を助けることで消耗するのではなく、相手を助けることが自分を助ける、そういう観点で行動することだと思います。

また「個の創造」ということでは、ブログやYoutube、今であればTikTokなど様々なSNSが台頭し、多くの表現者が生まれています。先ほどの記載と重複しますが、今までのメディア媒体が、個人側に大きくシフトしています。

各個人は情報を出すことを、相手を蹴落とす、負かすという「競争感覚」ではなく、競争を楽しむ、互いに高めあうという「共生感覚」で取り組まれているように思います。皆さんも実感があるのではないでしょうか?

終わりに

この流れに乗ることです。自分が活きる場所、自分を活かすつながり、自己を世界に表現していくこと、これを積極的に乗ることは、今この時代においては、宇宙の流れに乗る行為です。

アセンションというのは、今まさに起こっているのです。
絵の変わっている部分は、今回はわかりやすく変化しています

自分の感情に素直に従えば、ネットも含めて自分の周囲にもそうした時代にあった生き方を選んだ人たちが多くいること、そして自分は本当はどうしたいのか?ということに気づくのだと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました