スピリチュアルは嘘か本当か④【パラレルワールドと未来の予言】

宇宙の法則

スピリチュアルは嘘か本当か?スピリチュアルの疑問に答えます。

スピリチュアル・宇宙の法則に関する5つの疑問

先日、私がスピリチュアルや宇宙の法則を学んでいて「これはどうしてだろう?」と思っていることを5つ書きました(詳細は以下の記事を参照ください)

スピリチュアルは嘘か本当か【スピリチュアルに関する5つの疑問】

今日はその疑問の中で「パラレルワールドだから未来の予言は当たらない?」という疑問に対して、私の考えを書きたいと思います。

パラレルワールドはあらゆる未来が存在する?

まず、パラレルワールドをご存じでしょうか?私たちの世界は並行現実といって、あらゆるバージョンの世界が同時に存在しています。今皆さんは、何%ポジティブで生きていることができるかわかりませんが、100%ポジティブで生きている世界も、50%ポジティブで生きている人生も同時に存在しています。

私たちは目の前の人生しか見えていないので、現時点での位置や過去からの流れを前提として、未来の選択肢が広がっていることは感覚的に理解できますが、いまこの現在が同時に別バージョンも存在しているというのは、感覚的には掴みにくいと思います。

他の記事でも出していますが、ラジオは周波数を合わせないと音声を聞くことができませんが、周波数によって、同じ場所、同じ環境でも様々な曲の番組を聴くことができます。

ある一つの曲の番組を聴いているからといって、そのタイミングで他の番組が存在していない訳ではありません。同時に聞くことはできませんが、同時に存在しています。

未来の予言は当たらない?

並行現実であるので、現在は勿論、未来もあらゆる可能性が存在しています。これは私たちからすると心強いことですが、一方で未来を予言してもあらゆる可能性があるので、必ずしも当たるとは言えない、とするとやはり眉唾感が否めません。予言に関してのネタを探してみました。

2012年以降の世界 分裂する未来 ダークサイドとの抗争(著書:坂本正道)

こちらの書籍は2009年3月に出版されています。
アクアヴィジョンアカデミーを主宰されている坂本正道さんがバシャールとつながり、未来について、またポジティブ・ネガティブな宇宙の存在について対話した内容をまとめたものになります。

73頁~75頁の抜粋になります。
2010頃 新エネルギーが見つかる。
2010年 経済危機は継続。南米・中国で地震
2015~ ETの存在に人々が気づく(~2020年)
2020年 戦争がなくなる。
2025年 ETの存在をあたりまえに知っているようになる

上記以外にも様々な記載がありますので、興味のある方は是非一読して頂ければと思います。
この内容を振り返ってみましょう。

経済危機について 的中

2008年のリーマンショック以降、2010年の段階では経済は停滞したままですので、的中と言えますが、2009年3月の段階では、恐らく2010年に急激に回復傾向となるという発言より、そのまま停滞という発言の方が無難にも感じます。

実際には、2009年を底に急速に回復に向かったものの、2009年10月のギリシャ債務問題の顕在化で、影響が欧州に波及し、2011年に再度世界経済は失速となりましたので、経済危機が継続したということはその通りになっています。

経済産業省
世界経済危機後の世界経済の動向

地震について 的中

2010年4月14日
中国西部の青海省玉樹県で巨大地震が発生。マグニチュード7クラス。死者約2700名、負傷者1万2千人強にのぼる。2008年に多数の死者を出した四川大地震後の大きな地震になります。

2010年2月27日
チリ中部沿岸で巨大地震が発生。マグニチュード8.8。9.5を記録した1960年5月のチリ地震に次ぐ規模で、世界でも発生当時は5番目の規模の大地震。死者約800名。地球の反対側となる日本でも津波が観測されました。

南米も中国も過去に大きな地震は発生しています。この後も現在まで地震は起きていますが、2010年のそれぞれの地震は、確かに記録に残る出来事であり、予言した通りだとも言えます。

新エネルギーについて 不明

これは、フリーエネルギーを指していると思います。坂本さんの書籍を読むと、今の有限な資源からエネルギーを得るという形態から、無限のエネルギーを手に入れることにシフトする必要があり、それは可能だと高次の存在は言っていると言います。そのフリーエネルギーのカギはピラミッドにあり、その開発に取り組まれています。

しかし、関連の年でいうと2015年に持続可能な開発目標、いわゆるSDGsの17の目標が設定されており、それ以前から、太陽光や地熱、風量などの脱資源、再エネルギーへの期待は高まっていましたが、2010年に何か大きな発明があったというニュースはありませんでした。

ただ、エネルギーは経済にも大きな影響を与えるので、発見はされているが表に出ていないだけ、ということであれば、以下の書籍がこの時期に出ています。

フリーエネルギー、UFO、第3起電力で世界は大激変する 永久機関の原理がすでに見つかっていた(井出 治 (著), 船井 幸雄 (読み手))

井出さんは1949年に生まれ、1971年立命館大学理工学部を卒業後、新エネルギーの研究をされており、本書籍に出てくる第三起電力を応用したインバート研究を2000年から開始、2010年に試作機を完成させています。船井幸雄さんは2014年に亡くなられていますが、船井経営研究所を設立・株式上場された経営コンサルタントとしても有名で、1970年代以降は精神世界や宇宙の構造など、スピリチュアルの面でも大きな探求をされ、書籍等を通じて情報を発信されています。

井出さんの開発がフリーエネルギーの発見なのか?他にも私たちの目に見えないところで、発見されているフリーエネルギーがあるのか?というのは分からないので、こちらは一旦不明としておきます。

戦争について 的中せず

皆さんご存じの通り、2022年ウクライナへロシア軍が侵攻、戦争状態となります。
アフガニスタン紛争は、2021年8月にバイデン大統領が戦争終結を正式に宣言。2020年の段階では終わっていないことになります。内戦でいえば、シリヤ、リビア、と黒子などの紛争は今なお継続しています。2020年に戦争がなくなるという予言は、今の私たちの並行現実ではあたっていません。

ETの存在があたりまえになる 未定

バシャールの発言を見ると、現時点では2025年以降は、2033年に向けてオープンコンタクトが個別に発生していき、公に公開されるのは2033年以降と言っています。ということで、2025年時点で、ETの存在が当たり前になる、という可能性は薄そうです(実際に公に現れたというニュースが出れば、一気に当たり前になると思われるので、ない、とは言い切れませんが)。さらに前の記事で書きましたが、今の現状だと多くの人はオープンコンタクトを経験することはないでしょう、と言っているので、このままだと、2025年の当たり前になる、という状況にはならないと思われます。

まとめると

私たちの世界はパラレルワールドで、様々な並行現実が同時に存在しています。ということで、未来の予言についても、一方向の先に未来があり確定しているものではないため、確実に的中する予言はなさそうです。あくまでも自分で未来は選択することできます。しかし、全く予言ができないか?というと、そういう事でもないようで、未来が近ければ近いほど当たる可能性が高くなるようです。今2023年ですが、1999年や2012年に向けては、こうした未来予測が話題になり、多くの書籍が出ていますので、振り返ってその成否がどうだったかを見てみるのもよいかと思います。

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