引き寄せの法則を理解しよう。なぜ引き寄せがうまくいかないか。
引き寄せは、私たちにとって、とても魅力的な法則です。もし本当なら、お金やパートナー、地位や名誉といった様々な欲求を満たすことができるのではないか?と思えてしまいます。
一方で「強く願っているのに、なぜ実現しない」や「感覚的にあり得ない願いも叶うのか?」という疑問も出てきます。
本記事では、こうした引き寄せの法則に関して、
- 本当に何でも引き寄せられるのか?
- 思っただけで実現するのか?
- 引き寄せが作動しない理由は何?
こういった私も含めて多くの方が感じているであろう疑問に回答していきます。
引き寄せの法則は、どんなものでも引き寄せられるのか?
シンプルに答えると出来ません。
引き寄せることができるモノは、自分が本当に求めている感覚や状態、及び、そうなるために必要となるモノです。これは出会いであったり、本やTVで目にした言葉であったりもします。
引き寄せに関心のある多くの方は、お金・パートナーなどを引き寄せたいと考えていると思います。ですが、本当に欲しているものは、これらを手に入れることで、実現する感覚です。言葉でいえば、幸福感であったり安心感であったり充実感になります。引き寄せの法則で働く潜在意識(人によってはハイヤーセルフ・ハイヤーマインドとおいた方が腹落ちが良いかもしれません)は、より高い視点で物事を見ているので、真に欲しているモノを実現してくれようとします。
引き寄せが作動しない理由は何?
例えば、パートナーが欲しいと思っている人は、特定の誰かと付き合いたいと思っているでしょう。ただ注意して欲しいのは引き寄せで実現するのは、あなたがパートナーといることで得られる真に幸せな状態です。
今付き合いたいと思っている特定の誰かは、あなたが幸せな感覚になるために(現時点のあなたが必要だと感じいる)手段です。
引き寄せを発動させた場合、さまざまなシンクロニシティが発生し、あなたは導かれるように、幸せな状態へと近づくでしょう。そして、遅くないタイミングで幸せな状態になりますが、その時のパートナー(パートナーで実現する場合)は、最初に引き寄せたいと考えていた人ではないかもしれません。
ただ、その時は、既にあなたは過去に願っていたことへの執着はなく、おそらく忘れてしまっているか、懐かしい記憶のように感じるでしょう。
しかし、多くの人は、特定の結果に固執してしまいます。
これが引き寄せが発動しない最も大きな要因です。
思っただけで実現するのか?
正直、微妙です。内容によっては実現するものもあるかもしれません。
引き寄せが作動しない構造も含めて、山に例えましょう。
私自身は、自分が理解するために絵を書いてみて、腹落ち感が良かったので、共有します。
まず、引き寄せで手に入れることができるのは、ゴールです。
今、あなたが付き合いたい人がいる状況だとします。
まず引き寄せるにはゴールを意識して、ゴールについた感覚になることです。このケースでいうと、頂上の絵で、願う人と付き合うことができた時の感覚になることです。
次に行動すること。ゴールについた状態の感覚で様々なことをするのです。このケースでは、付き合うことができた幸せな自分が、たまたま一人でいる一日、という感覚になって行動をしてみるのです。例えば、体をケアしたり、服を買ったり、身だしなみを整えたり、笑顔を増やしたり、会話を楽しんだり、そんな感じです。
そうすると、引き寄せの法則は、早くあなたをゴールへ導こうと、ゴールへの最短ルートである右の道に導くヒントを日常に埋め込みます。
ここで重要なのが、感じたことに対し行動することが、ヒントを受け取ったという回答になる、ということです。ヒントが受け取られたので、引き寄せの法則では、更に反応して、次々とヒントを送り込みます。
それに従い、素直に行動することで、引き寄せはより加速します。
ただ、その時に、あなたが左の道の対象物(付き合いたい人)にこだわり、一向に手に入らない、と現実の状況に反応して満たされない感覚になってしまうのは、あなた自ら「左のルート」つまり本当のゴールではなく、手段というニセモノをゴールと勘違いして固執してしまうということなのです。
折角、ゴールへの道が引き寄せの法則で示されているのに、その道を進むことを拒んでいるのは、実はあなた自身だった、、、という状況です。
ということで、もう一つすべきことは、執着を手放すことです。
「欲しいモノへの執着を手放すことで、本当に欲しいモノが手に入る」というのが、なぞかけのようで今一つ腹落ちしていませんでしたが、「欲しいモノ=本当に欲しいモノ」でない(かもしれない)という視点に立つと理解が進むかと感じました。
ということで改めて結論ですが、全くないとは言いませんが、、、
「思っただけで実現する」ということはなく、行動がキーとなります。
「感じる」→「行動する」→「また感じる」と、キャッチボールを繰り返すことが、肝です。
私は、この流れで状況を変えつつあります。なので、あなたには必ず、できるはずです。
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